イラッとした時、無意識に相手に○○を求めていませんか?

こんばんは。
鷹取智子(たかとりともこ)です。

 

久々のブログ投稿になってしまいましたが、
皆さんお元気ですか?

 

私はお陰様で元気です^^ふと先日、ある友人が私に発したコトバを思い出しました。

 

彼女は国際結婚をしているので、ご主人は外国人の方。彼女が結婚したばかりの頃、私はこんな質問をしたのです。

 

「育った環境や文化、言語も違うからコミュニケーション取るの大変でしょ?」

 

すると友人は笑顔でこう即答したのです。

 

「そんなことないよ。違うからこそ、お互いを理解しようと思って歩み寄るし尊重し合えるから、逆にコトバがうまく伝わらないって良いのかも(笑)」

 

目からウロコでした。

 

当時、私はCAを辞めて間もないころ。新しい職場の人とのコミュニケーションに悩んでいたんです。

 

その人になぜだかイラッとしたりモヤモヤしたり;;;
そしてまるで鏡のごとく、相手も私に対してそう感じているようでした。

 

なぜなのか?私の中での当たり前を無意識に相手にも求めていたから・・・

 

CAと言う職業柄、一緒に働いていたメンバーはみんないつも笑顔で挨拶をする。そして活発にコミュニケーションを取り合うのが当たり前。

 

でもね、その方はかなり不愛想でムスッとしているし、こちらが挨拶をしても目も合わせてくれない。コミュニケーションもほとんどナシ。

 

最初は「あり得ない!」とちょっとプンプンしていたのですが、だんだんと悲しくなってきて・・・

 

そんな時、その友人からの

 

「違うからこそ、お互いを理解しようと思って歩み寄るし、尊重し合う」

 

と言うコトバが私の胸に響いたのです。

 

そしてそのあと、NLP(コミュニケーション心理学)のクラスであるワークをして、彼女の言っているコトが腹落ちしたのです!

 

そのワークでは、

 

もし、あなたがワークショップや交流会に初めて参加する時、どんな気持ちですか?

 

と言う問いに対し、気持ちを共有しました。

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Aさん:人見知りだから隣の人がどんな人なのか?想像するだけで緊張してドキドキしてしまう

 

Bさん:自己紹介をうまく話せるか心配。どんな人たちが参加するのか?自分は浮かないのか?など不安だ

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「え~、マジですか???」ってビックリしたんです。

 

私:どんな人と出会えるのか、どんな話が聞けるのかワクワクする!

 

としか思っていなかった。そしてみんな当然、同じような気持ちで参加していると思い込んでいたから←どんだけおバカだったのでしょう(笑)

 

そうです、人それぞれ性格も違ううえに、価値観や捉え方が違って当然です。だから色々な反応がある。

 

私の当たり前はみんなの当たり前ではないのです;;;

 

もしかしたらうまくいっていないあの人も人見知りなのかも?仕事で忙しすぎて余裕がないのかも?恥ずかしがり屋なのかも?と思えるようになりました。

 

心からそう思えたあと、なぜだか自然とその人と仲良くなれたのです。

 

きっと私の中でのその人に対するエネルギーが変わったからだと思います。

 

それからは自分の中で無意識に

 

「相手のコトバや反応にイラッとしたりモヤモヤした時」

 

は、少し深呼吸してから俯瞰して自分を見るよう習慣化できました。
そして、

 

「私、もしかして自分の中での当たり前を相手にも求めていない?」

 

と自問自答するのです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

この記事を書いた人

takatori tomoko

日本航空CAとして12年間接客に従事。                 
ラストの5年間は後輩育成に携わり、人財育成の難しさ、
やりがいを感じ自身もコーチング、NLP
(コミュニケーション心理学)など研鑽を重ね、 
2006年に研修講師・コーチへとしてのキャリアをスタートさせる。
                
人財育成コンサルタントとして「ビジネスマナー研修」
「コミュニーケーション研修」などを提供。
ビジネスコーチングも実施している。

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