こんばんは。
鷹取智子(たかとりともこ)です。
なぜだか最近、このようなご相談をされることがチラホラ。
「このままずっと独身だったらどうしようと思うと不安・・・」
「老後、一人だと思うと不安で眠れなくなる・・・」
そのお気持ち、よ~くわかります。私も36歳の時、仕事を失い彼氏もいないし一人暮らし。夜な夜なこのような不安に襲われていました。
でも心配をかけるしプライドがあったからか、家族や友人にはあまり弱音をはけずにいたのです。
その後結婚しましたが、不安な気持ちは結婚しても違うカタチでわき上がってくるもの;;;
そうです、結局「●●をしたら不安はなくなる」と言う魔法はないのです。まぁ、当たり前ですよね。
それに、転換期のタイミングやちょっと心や身体が弱っているとき、何かチャレンジする際などに不安な気持ちになることは人として自然なこと。
なぜなら人間に「不安」「怖れ」と言う感情がないと、自分の身を守れません。信号が赤でも「私なら絶対に大丈夫!」って渡ってしまっては、身体がいくつあっても足りませんよね(笑)
だから不安に感じることは悪いことではない、と認めるようにしています。
でも以前はこんな風に不安と向き合っていました。
・不安なことがわきあがったら、それを見ないように意識をそらす
・とことん不安を感じてみる。落ちる所まで落ちる
両方試してみました。でもね、
・不安を見ないよう感じないよう心を閉ざすと、一時的には気持ちが楽になっても後から不安がより大きくなってわき上がる
・とことん不安を感じ切ると、不安が雪だるま式に大きくなり迷路に入り込んでしまうし、そこから抜けるのに時間がかかる
と言う結果に。
様々試してみた結果、最近はこのように意識するようにしています。
・「不安に感じるんだね、そっか~、わかるよ。でもさ、それって考え方を変えると〇〇と捉えることもできるのでは?」とまるで隣に友人がいて、その友人がアドバイスするようイメージしてみる
・同じように10年後の「理想の自分」になったつもりでアドバイスする
・尊敬する●●さんになりきって助言してあげる
そうです。今、そこにある不安な要素や気持ちを違った視点から見るようにしています。
そして不安を解消するために
・できること、できないこと
・やりたいこと、やりたくないこと
などを紙に思いつくまま書き出してみます。
そうすると、様々な気づきがあります。
「あぁ、これはどう頑張っても自分ではコントロールできないものだな」
「意外と不安を解消するために行動できることってあるんだな」
そうしているうちに不安は消えていき、小さな行動目標に意識がいくようになるのです。
そしてそれらの小さな行動を積み上げていくことで少しずつ自信がつき、不安な気持ちは感じにくくなります。
今でも不安な気持ちに襲われたときは、様々な角度から自分自身を見るようにし、書き出しワークをして気持ちを落ち着けるようにしています。
あなたの場合はどうしていますか?
私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです^^