こんばんは。
鷹取智子(たかとりともこ)です。
秋分の日が終わり、早いもので今年も残り100日を切りましたね。
秋の夜長に読書を楽しんだり、自分の心と対話している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も最近、「自分と向き合う時間」を大切にしています。その中で様々な書籍を読んでいるのですが、
『潜在意識を変えればすべてうまくいく』~アレクサンダー・ロイド博士著~を読んでいてドキッとしたことがあるので、それをシェアさせてくださいね。
多くの自己啓発プログラムでは、成功するためのステップとして
1.欲しい結果を明確にする
2.それを手に入れるために計画を立てる
3.計画を行動にうつす
を定説としていますよね。
確かにこの方法で結果を手に入れた経験、私にもあります。
あなたにも何かしらあるのではないでしょうか?
でもね、頑張って手に入れたのに
・その瞬間は嬉しかったけど、そのあと気分が落ち込んでしまった
・なぜか身体を壊した
・「あれも足りない」「これも頑張らなきゃ」と自分を追い込み辛くなった
こんな風に幸せな気持ちを思い切り味わえなかったのです。
なぜなのでしょうか?
ロイド博士によると、
「欲しいものを決める、計画を立てる、実行にうつす」と言う3つのステップは2つの前提の上に成り立っている。
・1つは外側の結果を期待することであり(ステップ1と2)
・もう1つは(ステップ3)それを達成するために意思の力を使うこと
このように人は何かを期待すると、結果がでるまで慢性的なストレスを抱えるようになる。ストレスは万病の元、そのうえ失敗の原因になる。
また、意思の力は顕在意識の力に頼っているが、人間の潜在意識は顕在意識の100万倍は大きな力を持っている。
つまり、潜在意識が顕在意識が司る意思の力と直接対決をしたら、何回やっても顕在意識の負けになる。
加えて、潜在意識がブロックしているある結果を意思でムリヤリ引き起こそうとすると、ストレスが急激に大きくなる。
なんと!自分の経験と当てはまっていてビックリ。また、博士はこうも言っています。
いくら頑張っても成功しない理由は心の中にある「恐怖」が原因。
その恐怖は、その問題に対して「愛」が不足していることが原因。
確かに。例えば病気になった人が「愛や感謝」に意識を向けたら快方に向かった、と言う話は周りでも聞きますし、私も経験があります。
なぜなのか?それは、
恐怖と言うストレスを感じるとコルチゾールホルモンが分泌されるのに対して、愛を感じると愛のホルモンオキシトシンが分泌され、心身のバランスが整い良い結果へと繋がるから。
感覚的にわかっていた
「お金が手に入るだけでは、幸せにはなるのは難しい」
「人生の失敗も成功も心の状態で決まる」
これは真実なんだな、と腹落ちしました。
そして自分が今まで立てて達成できた目標の中で、
・幸せだな
・心が満たされているな
と感じたものは、思い返すと「愛」に繋がるものでしたし、自分の潜在意識からわき上がっていたものでした。
一方、うまくいかなかった目標は
・手に入らないとマズいな
・達成できたら周りが喜ぶ。喜んでもらえないと自分を受け入れてもらえないかも
と言う「恐怖」からきていたうえ、本当に自分が欲しいもの(内面の感情)ではなく、「承認欲求」や「自分のエゴ」に繋がるもの・・・
あなたの場合はいかがですか?
その目標はあなたを幸せな気持ちにしてくれますか?
秋の夜長にあなたの心に問いかけてみてはいかがでしょうか^^