ページが見つかりませんでした – 人財育成コンサルタント 鷹取 智子 https://tomo5.com 研修講師・コーチ Thu, 03 Sep 2020 12:41:32 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8.9 あなたにとっての”幸せのモノサシ”は何ですか? https://tomo5.com/archives/823 Thu, 03 Sep 2020 12:34:01 +0000 https://tomo5.com/?p=823 こんにちは。鷹取智子(たかとりともこ)です。あっという間に9月に入りましたね。

 

コロナ渦となり、そろそろ半年近く経つでしょうか。1年前にはこのような状況になるとは、世界の誰も予測していなかったですよね。

 

唐突ですが、あなたはクレドという言葉を聞いたことありますか?

 

リッツカールトンのクレドは有名なので耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。簡単にいうと「約束・信条・行動指針」のようなものです。

 

私はここ7~8年ほど前から年の初めに「マイクレド」というものを作成しています。企業が策定しているクレドの自分バージョンです。

 

私にとってマイクレドは「自分との約束」で、大事にしている価値観をわかりやすい文章に落とし込んだもの。

 

何か選択に迷ったり、行動する際にマイクレドと照らし合わせるようにしています。新年に立てる目標設定も、このマイクレドと連動するよう作成しているんです。

 

毎年約10個ほどのマイクレドを策定するのですが、その中で

 

「物事を良い悪いでジャッジせず、幸せを感じるか?をモノサシにします」

 

というクレドがあります。

 

2~3カ月に1度、新年に作成したマイクレドを見直す習慣をつけているのですが、先日見直していたらあることに気づきました。

 

私の中の「幸せ」を感じる瞬間が、少し変わってきたのです。

 

好奇心旺盛な私は、

 

・様々な人と会って、美味しい物を食べながら語り合う

・旅行に行き、非日常的な場所からインスピレーションをもらう

 

ことが大好き。以前はこれらが私にとって幸せを感じる時間でした。ですからコロナ渦でできなくなってしまい、当初はストレスを感じていたのです。

 

でも、ストレスを感じていても自分で変えられない状況だから仕方がないですよね。ですから与えられた環境の中で、幸せを感じることを探すように意識を変えたのです。

 

その結果、私の中で変化が起きたようです。例えば

 

・毎日、目の前のことに対して丁寧に向き合うこと

・自分との対話時間をとること

 

などに幸せを感じるようになりました。

 

今までは家事も効率化重視でしたが、今は時間があれば1つずつの家事をゆっくり楽しみながら進めるようになったんですよね。

 

以前は「あ~面倒くさいなぁ」と思っていたプロセス自体を楽しめるように。人って変わるんですね(笑)

 

また、私の周りには素敵な尊敬する友人知人の方が多いので、何かしら悩んだり迷う際、以前なら割とすぐに相談していたのです。

 

でも今はなかなかお会いできないこともあり、「もう一人の自分」に相談するように。すると意外と(笑)納得いく答えが浮かび上がるようになりました。

 

もちろん信頼できる方からのアドバイスは大変有難いですし、客観視できるのでこれからもお願いしたいのですが、その前に「自分で考え抜く」ことが大事だと気づけました。

 

考え抜いた上で周りの方々からアドバイスをいただくと、真の意味で自分のものにできると思うのです。

 

きっとあなたもコロナ渦で得たものや気づいたこと、多いのではないでしょうか?あなたにどんな変化や気づきがあったのか、教えていただけたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

]]>
自分との約束、守れていますか? https://tomo5.com/archives/819 Sat, 29 Aug 2020 07:03:44 +0000 https://tomo5.com/?p=819 こんにちは。鷹取智子(たかとりともこ)です。

 

毎日仕事や家事で忙しく、あっという間に時間が経ってしまいますよね。

 

責任を持って仕事はやり遂げたいし、家族や家のことも対応したい。誰かのお役に立てることがあれば、私にできることであれば微力でもお役に立ちたい。

 

そうしているうちに、段々と仕事や生活に関係のない「自分のココロ」が欲することを後回しにして諦めていたんです。

 

ココロが欲することって大したことではありません。例えば

 

・今日のランチはお気に入りのパン屋さんのクロワッサンが食べたい

・仕事とは関係のない本を読みたい

・何の目的もなくぼ~っと散歩したい

 

などの小さな願望。それすらも他の「やるべきこと」の波にのまれて、ついつい

 

「時間がないから家にある素麺でいいっか。すぐに茹で上がるし安上がりだし」(笑)

と妥協してしまう。

 

そしてその小さな妥協が積み重なり、段々と

 

・どうせ願っても叶えてもらえないんでしょ?

・私は大した存在ではないのでは?

 

と無意識にココロがいじけていく。そして挙句の果てには不機嫌になってしまい、家族や周りの人にあたってしまう・・・。自分がなぜイライラしているのかもわからずに。

 

さらに怖いのは、段々とやりたいことや欲しい物を願うことすら諦めてしまうこと。願っても聞いてもらえないのでは?とココロが勝手にそれらを制限をしてしまう。なぜなら期待しても応えられたなかったら悲しいから。

 

すると少しずつ自己肯定感が低くなっていくんですよね。小さな小さな自分の願望を諦めることなんて、大したことないと思っていたのに。

 

ある時そんな自分がイヤになり、少しずつ小さな「自分との約束」を叶えるようにしていく決意をしたんです。

 

自分がやりたいことや欲しい物を諦めずに、ココロの声に耳を傾ける習慣をつけていきました。きちんと欲したことを叶えるよ、という「自分との約束」を守るために、大きな願望は小さなものに分解し、少しずつ叶えていくよう工夫もして。

 

まずは「願ったことは叶うんだ」ということを潜在意識にインプットし、自分自身をご機嫌にするようにしていったのです。

 

小さな約束でも達成できると、脳は「約束を守れた!達成できた!私は素晴らしい存在なんだ」と感じるようになります。

 

脳は主語を認識しない、と言います。ですから小さなことでも大きなことでも「できた!」「叶えられた!」と認識するのです。これは行動目標においても同じ。

 

最初は小さな約束や行動でも、気づくと「やろうと思ったことは必ずできる!」と思えるようになり、フットワークも軽くなっていく。それらの変化がありました。

 

色々と我慢をしてしまいがちな現状の中でも、できることを探して叶えていきたいと思っています。

 

さて、あなたはあなた自身とどんな約束をしますか?

 

 

 

]]>
自分をみつめる「自己受容の4行日記」 https://tomo5.com/archives/809 Tue, 25 Aug 2020 09:49:47 +0000 https://tomo5.com/?p=809 こんにちは。鷹取智子(たかとりともこ)です。

ご無沙汰していますがお元気ですか?久々のブログ更新になりましたが、今日は最近私が書いている日記の書き方についてご紹介します。

 

皆さんは日記を書いていますか?

 

私は毎日ではありませんがここ3年ほど日記をつけています。思いつくままに綴り、自分のココロと向き合うことで得る気づきは、想像以上に多いと感じています。

 

先日、樺沢紫苑さんの『精神科医が教える ストレスフリー超大全』を読みました。その中で紹介されていたのが、「自己受容の4行日記」です。書き方はとてもシンプルで簡単。時間もかかりません。このような感じです。

 

(書き方の例)

仕事でミスをして、かなり落ち込んだ(←1行ネガティブなこと)

誰でもミスすることはある。今の自分でOK!(←フィードバック)

1.仕事仲間のAさんが話を聴いてくれた

2.受講者から「わかりやすくためになるセミナーだった」と言われた

3.帰ったら夫が夜ご飯をつくってくれていた

(↑3行ポジティブなことを書く)

今日も全体を通せば良い一日だった。ありがとう。

(↑最後、ポジティブでしめる)

 

いかがですか?簡単ですよね。2~3分あれば書けてしまう内容ですが、これを書くと自分を客観視できるのがとても良いのです。

 

私が意識しているのは、フィードバックの際に「もう一人の優しい自分」もしくは「実在の人で私をいつも応援してくれる人」になりきって書くこと。

 

いつもの私なら、こんなフィードバックになりがちです(笑)

 

・ミスをするなんてプロじゃない。あり得ない

・どうしてミスをしたの?何が抜けていたの?

・努力がまだまだ足りないからだ

 

などと厳しいフィードバックをしてしまい、自分をボコボコにしてしまうことも多々ありました。

 

そして落ち込みから抜け出せずに、次回のチャレンジが怖くなってしまうというネガティブループにはまることも・・・

 

それでは自分で自分の首を絞めてしまい、意味がありません(笑)

 

ですからここであえて第三者になりきって、

 

・やる気がなかった訳ではなく、一生懸命やってミスをしてしまったんだよね

・今回はミスをしてしまったけど、次回はそんなことないと思うよ

・気にするのはわかるけど、引きずらないで次への経験として捉えてみよう

 

愛の気持ちを込めてポジティブなフィードバックするよう意識をしています。

 

優しく自分を包み込むようなメッセージを書くことで、スッとネガティブな気持ちが浄化されて、「次は大丈夫」と安心して前に進むことができるようになったと感じています。

 

良かったら試してみてくださいね。

]]>
心と頭の断捨離でスペースをつくったら・・・ https://tomo5.com/archives/788 Sun, 29 Mar 2020 14:10:56 +0000 https://tomo5.com/?p=788 こんばんは。鷹取智子(たかとりともこ)です。

 

外出自粛となった週末、いかがお過ごしでしょうか。

 

SNSなどを見ていると、皆さん「今できること」をそれぞれ楽しんでいらっしゃるようですね。

 

・家族やペットとゆっくり過ごす

・のんびり料理をする

・本を読む

・掃除や片付けをする

・花を飾る

 

など。外出できないことをストレスに感じるよりも、いつもできないことを楽しもう!とされていて、なんだかホンワカした気持ちになりました。

 

私もこの週末はのんびりと普段できないことを楽しみましたが、本来の私は誰かと話しながら情報や意見交換することが何よりも好きなんです。

 

だから正直、「つまらないな~」と感じることも。そして、仕事がキャンセルになったり、今後の予定も見えずポジティブな私も多少は不安を抱えています。

 

また、亡くなる方、打撃を受け経済的に困難な状況にある方のことを考えると、心が痛み悲しい気持ちでいっぱいです。

 

そんな中、じっくり時間をかけて心と頭の断捨離をしてみたのです。

 

すると「自分の心とじっくり向き合うことの重要性」を改めて感じることができ、不安もだいぶなくなりました。

 

こんな風に自分に問いかけてみました。

 

・なくても大丈夫なことは?

・手放したいことは?

・やらなくてもすむことは?

・惰性でやっていたけど、本音ではやりたくないことは?

・いらない考えや価値観は?

・今まで「これを達成したい」と思い込んでいたことは?

 

そして、「今の私には不要だな」と感じたことは「今までありがとう」と感謝しながら手放すことに。

 

一昔前、断捨離のこんまりさんが一世を風靡しましたよね。同じ要領で「ときめくかときめかないか?」を自分の心に聞いていく。

 

「これ、やっていた方が得かも」

 

「今まで頑張ってきたからもったいない」

 

「とりあえずとっておこう。後で使うかもしれないから」

 

「これをやめたら迷惑かな。嫌われちゃうかも」

 

と言う考えはなし。「今の私が気持ちよく過ごすためにはどうする?」にフォーカスする。

 

すると、これらの気づきがありました。

 

・大切だと思うことが今まで以上に明確に!それらにエネルギーを注ごう

・当たり前・大事だと思い込んでいたことに執着していたな・・・

・以前よりも少しは成長したから、もう必要ないのかもしれないな

 

そうやって頭と心にスペースを作ったら、不思議と新たにやってみたいことや仕事のアイデアが湧いてきました!!!

 

「何か欲しいものがあるときは、まずは勇気を出して手放す」これは私が経験上、大事にしていることです。

 

今回、こうやって緊急じゃないけど重要なこと、自分の心と対話し今後の戦略をたてる「自分会議」の時間がとれたことに感謝です。

 

今、起きていることは大変だし、不安やストレスを抱えている方も多いと思います。

 

でもこの状況を「いい悪い」でジャッジせず、俯瞰して見てみる。当たり前のことや人とのつながり、今ある健康に感謝する。

 

そうすることで、気持ちに少しだけ余裕ができるといいなと思っています。

 

皆さん、くれぐれも体調にお気を付けてお過ごしくださいね。読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

]]>
自分を客観視するためにはじめた習慣 https://tomo5.com/archives/780 Tue, 24 Mar 2020 14:42:02 +0000 https://tomo5.com/?p=780 こんばんは。鷹取智子(たかとりともこ)です。

 

コーチングセッションやワークショップで「自分を客観視することが苦手です。どうしたら良いですか?」と聞かれることがたまにあります。

 

今日は最近、私が気に入っている「自分を客観視する習慣」についてお伝えしますね。

 

私自身、以前は自分を客観視することが苦手だったんです。視野が狭いし、思い込みも激しいタイプで「これだ!」と思ったら、猪のように突き進むタイプでした(笑)

 

もちろん、時と場合によっては思い込んで突き進むことも大事。

 

でも今振り返ると、視野が狭いと自分の考えや判断が正しいと根拠なく思い込んでしまったり、目先のことにしか目を向けられず、ふと後から「焦らずじっくり決めれば良かったな」と感じることも。

 

NLP(コミュニケーション心理学)に出会い、様々なワークを通じてまずは「私って視野が狭かったのね…」と気づくことができました。

 

そうなんです。気づいたらこっちのものです(笑)。

 

気づいた後はNLPのワークを通じて少しずつ自分を観察し、俯瞰して見ることができるようになりました。

 

そして、今年に入ってからの新しい習慣は朝、「頭の中にあることをただ書き綴る」ことです。

 

日記とも違うし、もちろんブログでもない。ただ徒然なるままに、頭の中にあることをアウトプットするだけ。ロジカルさもオチも必要ないのです。なぜなら、目的は自分を客観視することだから。

 

私の場合、日によってバラバラですが以下のような内容が多いようです。

 

・嬉しかったこと、感謝していること

・モヤモヤ、イライラしていること

・「これした、あれした」と言ういわゆる日記のような内容

・体調や睡眠状態について

・「これやってみたいな!」と言うもの、欲しいものリスト

・セミナーやブログのアイデア

・いい言葉や心にグッと来た文章

・夢日記

 

毎日、思うまま感じるままに書くので内容や文章スタイルも様々。カジュアルな文章もあれば、堅めの文章のこともある。それも含めて、

 

「私って今、こんな感じなんだな」

 

「●●のときに幸せを感じるんだな」

 

「イライラしているのは、体調や睡眠不足と連動しているかも」

 

「頭の中を書き出したら、モヤモヤがスッキリする!」

 

「ただ、書き出すだけでアイデアがどんどん出てくる」

 

「最近、変な夢ばかりみるな~。無意識だけど、もしかしたらストレスたまってる?」

 

など、知らない自分に出会うことができるのです。

 

そして第三者になった気持ちで文章を読み、自分自身にアドバイスをしてあげるとより客観視できます。

 

客観視する習慣ができてくると、

 

「あ、今の私、視野が狭くなっている。思い込みに囚われているかも。そういえば、●●って言われた言葉にモヤモヤしているからかもしれないな。もしくは最近少し疲れているからかも」

 

などの気づきが得られるのです。

 

すると、自分への対処方法もわかる

 

個人的には「直感的な思い込み」も「客観視すること」も両方大事で、状況によって使い分けるのがベストだと思っています。

 

もし、ご興味ある方はトライされてみてくださいね!

 

 

 

 

 

]]>
良い言葉や態度は伝染する https://tomo5.com/archives/768 Tue, 17 Mar 2020 06:31:00 +0000 https://tomo5.com/?p=768 こんにちは。

鷹取智子(たかとりともこ)です。

 

新型コロナウィルスの件で、不安やストレスを感じる方もいらっしゃるかと思います。ニュースを見ているだけで、不安が伝染している状態かもしれません。

 

10日程前のことです。自宅のトイレットペーパーが残り僅かとなり、「どうにかなるでしょ」と思いながらも、若干の不安を感じていた私。もうかれこれ10年以上お世話になっている美容院に行きました。

 

ふと「トイレットペーパーの在庫が・・・」とつぶやいたら、美容師さんがすかさず、

 

「トイレットペーパーをお持ち帰りください!お困りのお客様に何かできないかと思って、店舗の在庫を差し上げようと受付にご用意してあります。あちらです」と指を指しながら仰るのです。

 

私は驚きながら目を受付の方に向けると、「ご自由にお持ち帰りください」の一言とともに、綺麗にディスプレイされていました。そのお気持ちに触れ、ありがたくて嬉しくて涙が溢れそうでした・・・

 

その美容師Tさんは、「髪カリスマ」と言う美容院のミシュランガイドにも出ている、業界ではかなりの有名人。店舗は銀座の一等地で、いわゆる成功者でいらっしゃいます。

 

私はTさんの技術はもちろん、経営者としての在り方や、スタッフに対していつも敬意を持って接しているお人柄に惹かれ、10年以上通っています。

 

もし、私がTさんの立場だったらすぐにそのようなアイデアが出たでしょうか?出たとしても、すぐに行動にうつせたでしょうか?

 

「さすがTさんだな。私もお客様のために何ができるか、いつも考えよう」と、あらためて自分の在りたい姿を再確認することができました。

 

当ブログでご紹介している『Think Civility「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』によると、

 

無礼な態度の悪影響は短時間のうちに広がるが、礼儀正しい言動にも同じことが言える。

 

ある企業を対象に実施した調査によれば、一部の社員が思いやりの言葉をかける、微笑みかける、話をしている時に途中で遮らないなどの行動をとるだけで、他の社員もすぐに同様のことをするようになる。

 

そして、短時間のうちに全体に礼儀正しい行動が広まる。

 

Tさんを見ているその美容院のスタッフさん達は、やはり礼儀正しくホスピタリティー溢れる方が多いのです。

 

皆さんにもこんな経験はありませんか?

 

電車の中でケンカを見かけた際、車内はあっという間に不穏な雰囲気に。

 

逆にご年配の方や赤ちゃん連れの方に対し、思いやりのある対応をしている方を見かけた際には、こちらまで何とも言えない温かい気持ちになり、あっという間に優しい雰囲気が出来上がりますよね。

 

不安やストレスを感じる状況だからこそ、人の温かい言葉や態度に心癒されます。私も美容師Tさんのような言動ができる人を目指し、目の前の人に敬意を持って接してまいります。

 

 

 

 

]]>
人の心の中に潜む「7種類のオウム」 https://tomo5.com/archives/757 Mon, 09 Mar 2020 13:25:16 +0000 https://tomo5.com/?p=757 あなたは自分のことを客観視できていますか?

 

私は、と言うと少しだけ俯瞰して自分を見ることができるようになったと思っています。でも以前は自分のことを理解できておらず、苦しんでいた時期がありました。

 

そんなとき、NLP(コミュニケーション心理学)に出会い、はじめて「思い込み」と言うコトバを知ったのです。

 

・「~すべきだ」

 

・「~してはいけない」

 

と言う思い込みに囚われていたことに気づき、呆然としたことを覚えています。

 

『実践 ポジティブ心理学』によると、人の心の中には7種類のオウムが潜んでいるとのこと。

 

1.批判オウム

他人を批判しがち。曖昧な状況を嫌う。白黒ハッキリつけたい

 

2.正義オウム

何が公平で正しいか気にしがち。「~すべきだ」

 

3.負けオウム

自分と他人を比較し、落ち込むことが多い

 

4.あきらめオウム

自分で状況は変えられない。「自分はできない」と思っている

 

5.心配オウム

将来に対して悲観的。何かうまくいかないと全てがうまくいかないのでは?と心配する

 

6.謝りオウム

問題が起こると、自己関連づけをしてしまう。自らを責めた結果、

自己評価や自尊心を下げる

 

7.無関心オウム

何事にも「我、関せず」の立場をとる。面倒なことを避けようとするため、自分と周囲の意欲を喪失させる

 

あなたの心の中には、これらのオウムいませんか?

 

私の中にもいましたよ。

 

「失敗してはいけない」「完璧じゃなきゃダメ」「人に甘えてはいけない」「全て自己責任だ」などの思い込みで、自分の首をしめていたのです・・・

 

でもね、それらの思い込みに気づけばある程度こっちのもの。(笑)

 

そこから選びなおすことが可能なんですよね。「そのオウム、これからも本当に必要?」って。

 

この7種類のオウムのうち、自分が心の中にどのオウムを飼っているのか、たいていの人は自己判断できる。

 

オウムを意識することで、その状況から何を学んだか理解し、このサイクルを繰り返すことで自分の考え方に柔軟性を持たせることができるようになる。

 

そうそう!と頷いてしまいました。

 

今思い返すと、私が最初に就いたCAと言う仕事では「失敗」は許されませんでした。

 

その時の経験はもちろん今の人生に役立っているけど、状況によっては辛く苦しい思い込みとなってしまう・・・

 

それに失敗から得られることって沢山ありますよね。今までの人生を思い返しても、失敗やピンチがチャンスになったり、自己成長に繋がったから。

 

そして、何より失敗を恐れて行動できなくなることは避けたい。

 

だから不要なオウムちゃんを手放したいときには、

 

「今まで私を守ってくれてありがとう!もうあなたがいなくても大丈夫。サヨナラ」とお礼を伝え、心の中からリリースするようにしています。

 

自分の人生。

 

考え方も、仕事も、行動も、使う言葉も「選びなおすことが可能」なんですよね。

 

あなたは何を選びますか?

 

何を手放しますか?

 

 

 

]]>
礼節ある上司のチームは高い業績を上げる https://tomo5.com/archives/749 Sat, 29 Feb 2020 14:11:38 +0000 https://tomo5.com/?p=749 こんばんは。鷹取智子(たかとり ともこ)です。

 

当ブログでご紹介している『Think Civility「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』によると、

 

チームメンバーに丁重な態度で公平に接すると、メンバー個人としても、チーム全体としても高い業績を上げることがわかった。

 

コストコの創業者、ジェームス・シネガルは、従業員は株主よりも重要だと考えた。

 

こまめに店舗に足を運び、働く人達に挨拶をした。自分が感謝していることを伝えるためだ。

 

コストコの従業員、一人当たりの売り上げは、ライバルの2倍近くになっている。

 

また、従業員の定着率が高く、離職率も業界の基準に照らすと非常に低い。離職率が低いことは、年間数億ドルのコスト削減につながっている

 

あなたが今まで出会った上司や先輩は、あなたに敬意や思いやりを示してくれましたか?

 

そしてあなた自身は部下や後輩に対して、礼節ある態度で接していますか?

 

 

私がふと思い出したのは、新卒で入社した航空会社で最初に配属された部のダンディーな部長の顔。

 

初フライトの日、緊張して何時間も前に出社した私。準備を終えてそわそわしている私を見て部長は、

 

「お腹空きませんか?軽く何か食べにに行きませんか?」と誘ってくださったのです。

 

私はビックリしましたが、社食でランチをご一緒することに。部長なんて雲の上の人。そんな人から初日に食事に誘われるなんて・・・

 

そしてもっと驚いたのは、部長の私に対しての言葉遣い、立ち居振る舞い、態度すべてが丁寧だったこと!まるでお客様のように丁重に接してくださったのです。

 

そして緊張する私をリラックスさせようと、仕事以外の趣味のお話をしてくださったことを良く覚えています。

 

「あぁ、私は素晴らしい会社に入って素敵な上司の元で働けて幸せだな。お客様に対してはもちろんのこと、会社のためにも頑張って早く一人前になろう!そしていつか私も部長のような人になれるよう精進しよう」と強く心に誓いました。

 

「後輩ができても偉ぶることは絶対したくない、思いやりを持って接していこう」と将来のビジョンまで見えたのです。部長の礼節ある態度、凄い影響力ですよね。

 

きっと部長は自然と私に接してくださったのだと思います。

 

しかしながら結果、私のモチベーションや忠誠心は急激にアップしました。

 

部長は他のメンバーにも同じように接していたはずです。ですからきっと部の業績にも寄与されていたのだと思うのです。

 

はたしてそこまで想像しているリーダーはどれだけいるのでしょうか?礼節の重要性を理解していれば、ハラスメントなんてなくなるはずですよね。

 

礼節がお客様に対してだけでなく、メンバーの間でも自然と実践される職場が増えて欲しい。そう心から願っています。

 

 

 

 

 

 

]]>
無礼な態度が及ぼす悪影響とは? https://tomo5.com/archives/738 Sat, 15 Feb 2020 13:20:48 +0000 https://tomo5.com/?p=738 こんばんは。鷹取智子(たかとりともこ)です。

 

このブログで取り上げている本、『「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』によると、

 

無礼な態度は、人の健康にも大きな悪影響を及ぼす。職場に友好的ではない人がいると、死亡リスクが高まる。

 

また、アメリカ心理学会の試算によれば、職場のストレスによってアメリカ経済にかかるコストは1年に5000億ドルにものぼる。

 

無礼な人って恐ろしい悪影響を及ぼしているんですね・・・

 

また著者が行ったある調査によると、

 

職場で誰かから無礼な態度をとられている人の、

 

・48%の人が、仕事にかける労力を意図的に減らしている

・38%の人が、仕事の質を意図的に減らしている

・80%の人が、無礼な態度を気に病んでしまい、そのせいで仕事に使うべき時間を奪われている

・66%の人が、自分の業績は低下していると答えている

・12%の人が、他人の無礼な態度が原因で転職をした経験があると答えている

・78%の人が、組織への忠誠心が低下したと答えている

そして、

 

無礼な人のせいで企業が利益や社員を失ったとしても、その多くは目に見えず、誰にも気づかれない可能性がある。

離職者が多いと、それに伴うコストが跳ね上がる。能力が高い社員を失った場合、その人の年収の4倍ものコストがかかる場合もある・・・

 

人柄も良く、仕事もできる有能な人財が離職してしまうと、周りの人達も困るのではないでしょうか。ただでさえ、無礼な人が残っているからストレスが溜まるのに・・・

 

前職で接客業をしていたときのこと。大変残念ですが、

「お客さまの前では礼儀正しいけど、一緒に働くメンバーには無礼な態度をとる人」

がいたのです。

 

みんながその人を避けるなか、私は怖いもの見たさもあり(笑)その人に積極的に近づくようにしていました。

 

「あなた偉いわね~」と先輩に言われたのですが、私としてはこんな気持ちだったのです。

 

・無礼な人の影響を受け、その人に挨拶しなかったり無視したりする「無礼な人」になりたくなかった

 

・もしかして、その人は寂しいからそうしているのではないか?と思ったから

 

・どうして無礼になってしまうのか?に興味があった

 

そうするうちに無礼な先輩は段々と心を開いてくれ、話をしてくれるようになっていきました。そして、仕事に対しても有効な情報やアドバイスをしてくれることも。

 

私としてはその人を「変えよう」とは思っていなかったのですが、そのプチ成功体験のあと、同じような無礼な人を見かけたら、率先して話しかけるように意識しました。

 

「無礼は無礼を招く」こともあるけれど、きっと「礼節は礼節を招く」こともあるから。

 

そう信じて、どんな状況であっても目の前の人に敬意を持って接していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

]]>
相手に対して無礼に振る舞ってしまうのはなぜ? https://tomo5.com/archives/732 Sun, 09 Feb 2020 14:49:21 +0000 https://tomo5.com/?p=732 こんばんは。鷹取智子(たかとりともこ)です。

 

『「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』の著者が、ある組織にて2万人の社員に対して調査したところ、

 

・半数以上が今現在ストレスを感じ、自分への負担は重すぎると感じている

・40%以上が、人に対して礼儀正しくする暇がないと回答

・25%は上司が無礼だから自分も無礼な行動をとる

 

との結果が出たそうです。そして会社には人の接し方についてのガイドラインもないし、対応に対するトレーニング講座もないとのこと。

 

無礼な人って残念ながらどこの組織にもいらっしゃるように感じています。私もそのような人を目にする機会がありましたし、周りの人から無礼な人にストレスを感じている、とのお悩みも多く聞いてきました。

 

上記の調査にもあるように、無礼な人も本当はそうしたくてしている訳ではないのではないでしょうか。心に余裕があれば、相手を思いやり感じの良い態度で接したいけどそうできない自分にイライラしているのかもしれません。

 

もしくは自分が相手にどう接しているのか、客観視できていない人もいらっしゃるかもしれません。

 

 

以前、社内に入り込んで飲食店や調剤薬局の顧客満足向上のトレーニングに携わっていたときのことです。

 

「思いやりの心を持ちましょう」「同僚やお客さまに対して礼節ある態度で接しましょう」とただ一方的に伝えても、「そんなのわかっているけど忙しいし余裕がない!」と何度も現場のスタッフから拒否された経験があります・・・

 

そこで私は現場にできるだけ足を運び、スタッフから色々とヒアリングすることにしました。

 

そして時には一緒に店舗の外に立ってチラシを配りながら

 

・どのようなストレスや不満があるのか?

・どの業務を削れば時間ができるのか?

・職場の人間関係に満足しているのか?

 

など聞き出すようにしたのです。

 

すると最初は警戒していた人たちも、少しずつ心を開いてくれ本音を話してくれるようになりました。

 

また、できる範囲で無駄な業務を省いたり仕組みを変えたりしていきました。

 

そうするうちに段々と「どうしたら業務中、一瞬手をとめて顔を上げて目を見て笑顔で相手に対応できるのか」などと前向きに考えてくれる人が増えていったのです。

 

前向きな人が少しずつ増えていくと、職場の雰囲気が徐々に変わっていきました。

 

その時の経験からただやみくもに「●●しましょう」と伝えるだけではなく、まずは相手の不満やストレスについて話してもらうことが大事だな、と痛感しました。

 

そしてそれらを軽減したあとに、礼節の重要性を伝えていく方が相手の心に響くのだなと学ばせてもらったのです。

 

あなたの周りの無礼な人も、もしかしたら本当はそうしたくてしている訳ではないのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

]]>
「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略! https://tomo5.com/archives/726 Tue, 04 Feb 2020 14:37:34 +0000 https://tomo5.com/?p=726 すっかりご無沙汰しております。研修講師・コーチの鷹取 智子(たかとり ともこ)です。

 

『Think Civility 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』と言う本をご存知でしょうか?ベストセラーにもなったので耳にしたことがある方もいらっしゃると思います。

 

私は昨年この本を読み、「私が伝えていきたいことと同じだ!」と心をグッと掴まれたんです。

 

そこでブログに私なりにお伝えしたいポイントや私自身の経験談、意見について綴っていこうと思っています。

 

また今までのブログ同様にCA時代経験したことや、研修講師・コーチとしての意見、他に気になった本からの気づきなども、引き続きシェアしていきたいと考えています。

 

今日はなぜ最近、公共の場などで配慮に欠ける言動をする人たちを目にすることが多くなったのか?について触れたいと思います。

 

「私がマナー講師だから?歳を重ねたから気になるだけ?」と思っていたのですが、周りの友人からも「職場で無礼な態度で接する人が以前より増えた」とのお悩みも良く聞くようになり、気のせいではないように感じています。

 

そしてなんとThink Civilityにアメリカでも同じ状況だ、と書いてあったんです!

 

著者のクリスティーン・ポラスによると「アメリカの礼節2016」という調査では、回答者の95%が「現在のアメリカの礼節には問題がある」と答えているそうです。

 

また74%が「数年前に比べて現在は状況が悪化している」と答え、70%が「現在の礼節の欠如は、危険な水準に達している」と答えているのです。

 

なぜなのでしょうか?原因はいくつかあるようですが、

 

1.グローバリゼーション化で文化や価値観が多様になった。ある人が何気なく言ったことやしたことが別の人には無礼と感じられてしまう。私が思うに日本では世代間の価値観の違いがあるのでは?

 

2.「自己愛が強い人」が増えた。自分の言動が他の人にどう影響するかにあまり関心が向かなくなっている

 

3.職場環境とそこでの人間関係の変化についていけず、ストレスを感じている。自分のことでいっぱいいっぱい

 

これらのことが考えられるようです。

 

でも、私が人として尊敬している成功した方々は

 

・いつも謙虚で相手を尊重する

・人の話に耳を傾け、最後まで聴く

・笑顔やアイコンタクトをとる

 

など礼儀正しい方が多かったのです。

 

こちらの本の帯にも「一流のエリートほど、なぜ不機嫌にならないのか?」とあります。CA時代に接したファーストクラスの方も礼儀正しい方ばかりでしたし、やはり私が感じていることは合っているようです^^

 

「礼儀正しさ」は相手を尊重することが大事なのですが、実は何よりも自分のためになるのです!

 

少しずつ「礼儀正しさ」について書いていきますので、よろしければお付き合いくださいね。

 

 

 

 

 

]]>
なぜ他人からの指摘に深く心が反応してしまうの? https://tomo5.com/archives/703 Mon, 09 Sep 2019 11:25:42 +0000 https://tomo5.com/?p=703 こんばんは。

かなり久々のブログ更新になってしまいました。皆さんお元気でしょうか?

ありがたいことに「ブログもう発信しないんですか?」とのお声をいただくこともあり、ブログをマイペースに再開したいと思っています。私の想いや経験をシェアする中で

「気持ちが楽になった」

「元気になった」

「気づきや発見があった」

と感じていただけるキッカケとなればと思っています。よろしければお付き合いいただけたら嬉しいです^^

実はここ最近、私の中で内面の変化が急激に起こり、辛くて悲しくて気持ちがついていけない時期があったんです。

仕事とプライベートの両方で、同時期に複数のお相手からかなりショックなことを言われ結構凹みました。

でもそのお陰で心の奥底にあった本当の自分の気持ちに向き合うことができ、今ではその流れも必然だったと思えるようにまで復活しました。

正直、言われた直後は精神的に強いと思っていた私もさすがに傷つき、被害者意識バリバリに(笑)

「何でそんな風にヒドイ言い方をするのかな?言い方に気を付けて欲しい」

「今までの頑張りを認めてくれないんだ。バカにされているのかな、悲しい」

自分でもビックリするくらい動揺して落ち込み、這い上がるまで時間がかかりました。

以前の私なら何かしらショックなことがあった後は、こんな風に気持ちを切り替えるのがお約束のパターン。

「くそ~、負けるもんか。頑張ってやる!!!」

もちろんこんな風に悔しい気持ちを無理やりポジティブな方向に持っていくこともアリ、だと思います。

でもね、今回のケースではそれって自分本位な気持ちではないと気づいたのです。今までの戦いモードパターン(笑)から抜け出た瞬間でした。

因みに、今回はこんな風に自分自身に問いかけてみました。

「なんでそんなに心が反応したの?」

「本当は何を期待していたの?そもそも相手にそこまで期待することって必要?」

「言われてショックだったけど、そこからどんな気づきがあるのかな?相手の言ったことは横に置いて、私は何を選びたい?」

自己対話をするのは辛かったのですが、ジックリと私自身と向き合いました。するとこれらの気づきが湧きあがりました。

・相手が言ったことに大きく反応したのは、心の奥底で同じことを思っていたからだ。でも、それを認めるのがイヤで逃げていたところ相手に言語化されたからカチンときた

・優しい言葉や言いまわしだけが愛のあるメッセージだと思い込んでいただけど、時には違うのかもしれない。厳しく言わないとわからないと相手は思ったのかも

・自分の執着や思い込み、考え方のパターンを見直して必要ないなら手放そう!

・選択肢はたくさんあってどれを選ぶのかは自由。心が感じるまま素直になろう

過去の経験を思い返すと、人生のターニングポイントは一見ピンチの仮面を被ってきました。渦中にいる時は辛いけど、逃げずにそこからの学びを得ることができれば、その後の人生において大きなチャンスの入口になっていったのです。

人生と言う山を登るのに、そのルートで良いのか?ペース配分は合っているのか?どんな景色を見たいのか?頭ではなく心で感じて選んでいける自分でいたいと思っています。

あなたの場合はいかがですか?同じような経験をされたことはありますか?そこから何か変化はありましたか?

 

 

 

 

]]>