ネガティブな習慣から抜け出せないワケ

こんばんは。
鷹取智子(たかとりともこ)です。

 

少し暑さがやわらいで、ふ~っと一息ついていらっしゃる方も
多いのではないでしょうか?^^

 

暑い日が続くとダメだと思ってもつい、言い訳をつけてアイスばかり食べてしまう私;;;

 

あなたにも似たような経験、ありませんか?

 

「本当は○○したいのに、■■だからできない・・・」

 

「○○をやめたいけど、つい■■になってしまうから結局やめられない・・・」

 

私にもたくさんありますよ(笑)例えば、

 

「早起きしたいのにできない」

 

と言うのが長年の悩みです。

 

ココロの中でこんな理由をつけて、一度目が覚めても起き上がるのをやめちゃうのです。

 

・昨日は夜寝るのが遅かったから仕方ないよね

 

・睡眠負債、ってコトバが最近流行っているな。身体が資本だから寝ておこう

 

・最近、ちょっと疲れ気味だしなにせ暑いから体力温存!

 

「私も同じ~!」そんな声も聞こえてきそうです(笑)

 

コミュニケーション心理学(NLP)では、”肯定的意図”という言葉があります。

 

肯定的意図とは、私たちが問題だと感じている行動には、必ず肯定的な意図がひそんでいるという考え方です。

 

例えば、

 

「タバコをやめたいけどやめられない」

 

一見ネガティブですが、もしかしたらその人の潜在意識(無意識)のなかでは

 

・タバコを吸う=安心する、リラックスする

 

という意図があるかもしれません。

 

そういう場合は、タバコを吸ってしまう自分のココロに対して

 

「そうだったんだ、そんな意図があったんだ。知らなくてごめんね」

 

といったん認めて受け入れてあげる。自分を責めず声を聴いてあげるのです。そしてその後、

 

「安心したり、リラックスするには他にどんな代替案があるか?」

 

と意識を違う方向にむけていくこともおススメです。

 

実は、私の一見ネガティブな「早起きできない」の行動の裏には、

 

「寝ていることで気持ちが落ち着くし、安全な場所にいられる」

 

と言う気持ちが隠されていました。

 

そして、もっともっとココロの中とふか~く対話していくと、早起きできない、と言うかしたくない理由が他に出てきました。

 

それは、






起きてから、やらなきゃいけないコト・モノに向き合わなきゃ、と思うとちょっと気分が重いんだよな~;;;

 

そんなココロの声が聞こえてきたのです。

 

それに対し、対処した方法は、

 

・気持ちを落ち着けるため起きたらやることはまず横に置き、軽いストレッチと瞑想をする

 

・気分を上げるために、やるべきことよりもやりたいこと(私の場合は読書)を朝一番でやってからタスクにとりかかる

 

ように行動を変えました。

 

すると自然と少しだけですが早起き、できるように♪

 

あなたの場合はいかがですか?

 

あなたの一見ネガティブな行動の裏側にはどんな肯定的意図がありそうですか?

 

良かったらぜひ、あなたのココロにじっくり聞いてみてくださいね。

 

ポイントは子供に質問するように、優しくあなたのココロに問いかけてみること。

 

台風の影響が気になるところですが、どうぞ楽しい週末をお過ごしくださいね!!!

この記事を書いた人

takatori tomoko

日本航空CAとして12年間接客に従事。                 
ラストの5年間は後輩育成に携わり、人財育成の難しさ、
やりがいを感じ自身もコーチング、NLP
(コミュニケーション心理学)など研鑽を重ね、 
2006年に研修講師・コーチへとしてのキャリアをスタートさせる。
                
人財育成コンサルタントとして「ビジネスマナー研修」
「コミュニーケーション研修」などを提供。
ビジネスコーチングも実施している。

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