“辞める勇気”を持つことで、覚悟が決まりチャンスがうまれる

こんばんは。
心の魅せ方コンサルタントの鷹取智子(たかとりともこ)です。

 

突然ですが、あなたにとってどちらがより大きな“勇気”が必要ですか?

 

1.何かを始める、チャレンジする

2.何かを辞める、手放す








人によって意見が分かれると思いますが、意外と2の“何かを辞めたり手放す勇気”ってパワーがいるのではないでしょうか?

 

例えば大きな決断だと、

 

・転職する際、新しい仕事を始める勇気よりも在籍している会社を辞めることが怖い・・・

 

・結婚するより離婚する方が大変・・・

 

・ビジネスを立ち上げるより、辞める方が難しい・・・

 

これらの話、周りからも聞くことが多いですし、私自身も似た経験をしています。あなたの場合はいかがですか?

 

また、お客様からのご相談でもあるのが

 

・家事を完璧にしたいけど時間的にも体力的にも無理。少し手を抜くものや辞めることを決め、それらを手放したいがなかなかできない・・・

 

・全ての仕事を100%エネルギー注ぎたいけど、それでは仕事が進まないので優先順位を決めてメリハリをつけるために辞めたい習慣もある。でも気づくといつもの通りすべてを全力投球でやってしまう・・・

 

と言うお話。そうなのです、これらのちょっとした日常の中での“辞める勇気”も、意外とパワーが必要。

 

なぜなのでしょうか?

 

私自身の経験から思うに、何かを辞めたり手放すことは“怖い”から

 

では、何が“怖い”のか?

 

私の場合は、自分とじっくり向き合った結果、これらの感情がわき上がりました。

 

・頑張ってカタチをつくってきたものを手放すのがイヤ

 

・それを辞めると、自分じゃなくなる感じがして怖い。自分の中での「完璧じゃない自分」を受け入れられない

 

・辞めたら周りからどう思われるのだろう?と言う不安

 

でもね、これらの感情をもっともっと深く掘り下げていって

 

・それって本当に今の私や未来の私に必要なの?

 

・自分の気持ちより、周りから良く見られたい気持ちからそう思っていない?

 

・本当にそうかな?自分の思い込みじゃないの?違う視点から見てみたら?

 

そんな風にズバズバ突っ込むと、自分の中のエゴや本音だと思っていたけどそれはただの思い込みで、「本当はどうしたいのか?」と言う気持ちが浮かび上がってきました。

 

また、一般的に何かを始める時は未来への希望もあり、気持ちが軽やか。一方、何かを辞める時は

 

「せっかく始めたのにな」

 

「うまくいかなかった、って認めざるを得ないな」

 

などと言う一見、ネガティブでなんとなく重い感情に陥りがちですよね。

 

でも、何かを得るためには何かを手放すことが大事なのです。

 

入れる前に出す。出入口、とは本質を捉えた言い回しです、本当に。

 

何かを手放すからこそ、何かを始める“本当の覚悟”が決まるのではないでしょうか。

 

何かしらのチャンスを引き寄せたり気づくためには、”覚悟”を持つことが大事なのだと経験上感じています。

 

そして一見逆説的ではありますが、無理に何かを辞めたり手放す必要もない

 

そのタイミングがくれば自ずとその決断ができる。そのタイミングを待てるかどうか、が自分を信頼することにつながる。そう信じています。

 

だから、決められない時は焦らず目の前のことに集中すればOK。

 

自分への自戒もこめて書かせていただきました^^

 

あなたの場合はいかがですか?
過去を振り返ってみて、どのような感じでしたか?

この記事を書いた人

takatori tomoko

日本航空CAとして12年間接客に従事。                 
ラストの5年間は後輩育成に携わり、人財育成の難しさ、
やりがいを感じ自身もコーチング、NLP
(コミュニケーション心理学)など研鑽を重ね、 
2006年に研修講師・コーチへとしてのキャリアをスタートさせる。
                
人財育成コンサルタントとして「ビジネスマナー研修」
「コミュニーケーション研修」などを提供。
ビジネスコーチングも実施している。

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